2015年5月23日土曜日

2015年4月例会の感想

柴又・帝釈天のまち歩きに参加して
R.S.
                
4月例会は都市研恒例?のまち歩きでした。関東の駅100(第一弾)に選ばれた柴又駅を出発、意外に穴場の柴又八幡神社で発掘された遺跡の話を伺い、古代に思いを馳せた後、帝釈天参道(商店街)へ。商店街をまちづくりの観点で眺めると、空きテナントがほとんどないことやチェーン店が入店していないことに驚きます。その後、帝釈天前で記念撮影をして境内を巡りました。帝釈堂彫刻ギャラリーや大庭園は入場して見学しましたが、柴又初上陸の私も、何度も訪れているベテランの先輩方も、ガイドさんの説明のありがたみを実感。(ボランティアの「かつしか語り隊」の方々は、土日に駅前でスタンバイしていますので、皆様もぜひ)その後、モデル撮影会でにぎわう境内を抜けて、立派な庭園の山本亭を案内して頂きました。(山本亭は耐震工事の都合で秋には一時閉館になるとのこと)寅さん用の予約席を確保している団子屋『高木屋老舗』にて、おでん・茶飯・草団子のセットで昼食。その後、寅さんシリーズのセットや昭和の暮らしを紹介している『寅さん記念館』と向かいの『山田洋二ミュージアム』を見学して、お開きとなりました。
昭和末期生まれの私は、寅さんをきちんと見たことがない割に、柴又=寅さんのイメージでしたが、実際にまち歩きをしてみて、「古き良き昭和」を端々に感じることができました。こんなところがまだ都内に自然に残っていることに感激しましたが、かつしか語り隊の方々をはじめ、「残して伝えていく」努力が強く感じられ、平成世代にまで時代の雰囲気が伝わっていくといいなぁと思いました。
余談:奇しくも当日夕方、街歩き番組『モヤモヤさまぁ~2』で柴又が取り上げられていました。

0 件のコメント:

コメントを投稿