2016年2月14日日曜日

現代都市政策研究会2016年2月例会案内


現代都市政策研究会2016年2月例会
 

テーマ「子どもの貧困を考える~NPO法人豊島子どもWAKWAKネットワークの活動を通じて見えてくるもの~」

講師 栗林知絵子氏(特定非営利法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク代表)


少子高齢化・人口減少の時代を迎え、最近、新聞紙上でも「貧困の連鎖」「子どもの貧困」の問題がよく取り上げられるようになりました。

日本の子どもの6人に1人が「貧困」状態にあるとも言われています。そのような中で、温かくバランスのとれた食事を提供することで、家庭に事情を抱えている子ども達やシングルマザーの家庭などを地域で支える「こども食堂」などの活動も全国に広がっています。 練馬区でも今年になって、7か所目の「子ども食堂」がオープンしています。

 豊島区で、栗林さんが代表を務められ、活動されているNPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」は、「プレーパーク」の運営や無料の「学習支援」、「子ども食堂」を運営し、子どもの居場所づくのや貧困支援を行うことで、地域で子ども達を支え、見守る活動をされています。 

2月例会では、栗林さんから地域でおかれている子ども達の状況、課題など、リアルな活動の体験から、地域でどんなことが起こっているのか、どんな支援が可能なのかなどを考えたいと思います。是非、ご参加下さい。(文責 室地隆彦)
 

. 日時 2016年(平成28年)2月21日(日) 午後2時~午後4時30分

2月例会開催日は、第3週の日曜日になりますので、お間違いのないようにして下さい。

2.場所  三鷹市駅前コミュニティ・センター4階会議室()

現代都市政策研究会2016年2月例会案内


現代都市政策研究会2016年2月例会
 

テーマ「子どもの貧困を考える~NPO法人豊島子どもWAKWAKネットワークの活動を通じて見えてくるもの~」

講師 栗林知絵子氏(特定非営利法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク代表)


少子高齢化・人口減少の時代を迎え、最近、新聞紙上でも「貧困の連鎖」「子どもの貧困」の問題がよく取り上げられるようになりました。

日本の子どもの6人に1人が「貧困」状態にあるとも言われています。そのような中で、温かくバランスのとれた食事を提供することで、家庭に事情を抱えている子ども達やシングルマザーの家庭などを地域で支える「こども食堂」などの活動も全国に広がっています。 練馬区でも今年になって、7か所目の「子ども食堂」がオープンしています。

 豊島区で、栗林さんが代表を務められ、活動されているNPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」は、「プレーパーク」の運営や無料の「学習支援」、「子ども食堂」を運営し、子どもの居場所づくのや貧困支援を行うことで、地域で子ども達を支え、見守る活動をされています。 

2月例会では、栗林さんから地域でおかれている子ども達の状況、課題など、リアルな活動の体験から、地域でどんなことが起こっているのか、どんな支援が可能なのかなどを考えたいと思います。是非、ご参加下さい。(文責 室地隆彦)
 

. 日時 2016年(平成28年)2月21日(日) 午後2時~午後4時30分

2月例会開催日は、第3週の日曜日になりますので、お間違いのないようにして下さい。

2.場所  三鷹市駅前コミュニティ・センター4階会議室()

現代都市政策研究会2016年1月例会感想


(2016年1月会感想)


「ユニバーサル就労を考える」を受講して
                                                                                                          T.     S.

ユニバーサル就労ということばは今回初めて耳にしました。レジュメでは「はたらきたいのに、はたらきにくいすべての人」が働けるような仕組みを作ると同時に、誰にとっても働きやすく、働きがいのある職場環境づくりを目指していく取り組みとのことです。

障害者手帳の有無に関わらず、様々な理由で働きづらい状態にある人を迎え入れ、ともに働くことを目指していくとのことです。具体的には発達障害など精神的な理由、身体障害など身体的・知的な理由、ニート・引きこもりや高齢など社会的な理由で働きづらい状態が想定されています。

そこで働きづらさの障壁を乗り越える手段として報酬や就労形態を種別化し、コミューターという働き方を提唱しています。働き方の段階として無償コミューター→有償コミューター→最賃保障職員→一般賃金職員に分かれます。コミューターというのは「継続的に通う人」という意味で、一般就労に向けたトレーニングをしている状況の人とのことです。一般就労までに到達しなくても、困難を抱える人が居場所や生きがいを得られることになります。

これまで困難な状況に対し、授産施設や作業所など法制度によって活動する場が提供されたり、一般事業所でも障害者手帳取得者の法定雇用率を定めることによって就労の場が確保されていると思っていましたが、ユニバーサル就労により新たな選択肢が加わったと言えるでしょう。雇用契約になると事業者も経営上生産性を求められますがコミューターとして場を提供することであればチャレンジする人を受け入れる敷居が下がり、そうした事業所が広がりを見せていくのでしょう。

現在、生活クラブ風の村のユニバーサル就労は76人おり、そのうち無償・有償コミューターは26人とのことです。今後は様々な外部支援団体などの働きかけにより、働くことをあきらめてしまっている人へのインテークや事業者への動機づけによる受け入れ先の拡大が期待されます。

現代都市政策研究会2016年1月例会感想


(2016年1月会感想)


「ユニバーサル就労を考える」を受講して
                                                                                                          T.     S.

ユニバーサル就労ということばは今回初めて耳にしました。レジュメでは「はたらきたいのに、はたらきにくいすべての人」が働けるような仕組みを作ると同時に、誰にとっても働きやすく、働きがいのある職場環境づくりを目指していく取り組みとのことです。

障害者手帳の有無に関わらず、様々な理由で働きづらい状態にある人を迎え入れ、ともに働くことを目指していくとのことです。具体的には発達障害など精神的な理由、身体障害など身体的・知的な理由、ニート・引きこもりや高齢など社会的な理由で働きづらい状態が想定されています。

そこで働きづらさの障壁を乗り越える手段として報酬や就労形態を種別化し、コミューターという働き方を提唱しています。働き方の段階として無償コミューター→有償コミューター→最賃保障職員→一般賃金職員に分かれます。コミューターというのは「継続的に通う人」という意味で、一般就労に向けたトレーニングをしている状況の人とのことです。一般就労までに到達しなくても、困難を抱える人が居場所や生きがいを得られることになります。

これまで困難な状況に対し、授産施設や作業所など法制度によって活動する場が提供されたり、一般事業所でも障害者手帳取得者の法定雇用率を定めることによって就労の場が確保されていると思っていましたが、ユニバーサル就労により新たな選択肢が加わったと言えるでしょう。雇用契約になると事業者も経営上生産性を求められますがコミューターとして場を提供することであればチャレンジする人を受け入れる敷居が下がり、そうした事業所が広がりを見せていくのでしょう。

現在、生活クラブ風の村のユニバーサル就労は76人おり、そのうち無償・有償コミューターは26人とのことです。今後は様々な外部支援団体などの働きかけにより、働くことをあきらめてしまっている人へのインテークや事業者への動機づけによる受け入れ先の拡大が期待されます。