2019年5月24日金曜日

現代都市政策研究会2019年度総会&5月例会案内


現代都市政策研究会2019年(令和元年)度総会ならびに5月例会開催のご案内



現代都市政策研究会総会ならびに例会を下記の通り開催いたしますのでご出席下さい。

  

■日時  2019年(令和元年)5月26日(日) 午後1時30分~4時30分

■場所  三鷹市市民協働センター1階ミーテイングルーム  

 ※会場がいつもの三鷹駅前コミセンと異なりますのでご留意ください。



※地図は裏面参照



() 2019年(令和元年)度総会  午後1時30分~午後2時

 (議題)①2018年(平成30年)度活動報告、2018年(平成30年)度決算報告②2019年(令和元年)度活動計画案、2019年(令和元年)度予算案③2019年(令和元年)度役員選出等



() 5月例会  午後2時~午後4時30分

テーマ「自治体職員かくいきる~自治体活性化研究会の活動を振り返って~」

講師 大石田久宗会員(医療法人財団慈生会野村病院財団本部特任課長)

 

今回、総会後の5月例会で「自治体職員かくいきる」をテーマに大石田会員に話をして頂くことにしました。

私も大石田さんとは、都市研創設以来の長いお付き合いをさせて頂いています。大石田さんは、物事に対して単に声高に批判するのではなく、一歩引いた姿勢の中から本質を捉え、その目線の先には、常にどうしたら市民のためになるのかを考えながら答えを出す。そんな仕事の姿勢には、私もいつも関心させられてきました。

40数年間の長きにわたり、自治体職員に身を置き、今年の4月からは民間で務められています。自治体職員としての総決算とも言えるのか、近々、自治体活性化研究会でまとめた本もでるようです。当日、どんな話が飛び出すのか楽しみです。

(文責 室地隆彦)

現代都市政策研究会2019年度総会&5月例会案内


現代都市政策研究会2019年(令和元年)度総会ならびに5月例会開催のご案内



現代都市政策研究会総会ならびに例会を下記の通り開催いたしますのでご出席下さい。

  

■日時  2019年(令和元年)5月26日(日) 午後1時30分~4時30分

■場所  三鷹市市民協働センター1階ミーテイングルーム  

 ※会場がいつもの三鷹駅前コミセンと異なりますのでご留意ください。



※地図は裏面参照



() 2019年(令和元年)度総会  午後1時30分~午後2時

 (議題)①2018年(平成30年)度活動報告、2018年(平成30年)度決算報告②2019年(令和元年)度活動計画案、2019年(令和元年)度予算案③2019年(令和元年)度役員選出等



() 5月例会  午後2時~午後4時30分

テーマ「自治体職員かくいきる~自治体活性化研究会の活動を振り返って~」

講師 大石田久宗会員(医療法人財団慈生会野村病院財団本部特任課長)

 

今回、総会後の5月例会で「自治体職員かくいきる」をテーマに大石田会員に話をして頂くことにしました。

私も大石田さんとは、都市研創設以来の長いお付き合いをさせて頂いています。大石田さんは、物事に対して単に声高に批判するのではなく、一歩引いた姿勢の中から本質を捉え、その目線の先には、常にどうしたら市民のためになるのかを考えながら答えを出す。そんな仕事の姿勢には、私もいつも関心させられてきました。

40数年間の長きにわたり、自治体職員に身を置き、今年の4月からは民間で務められています。自治体職員としての総決算とも言えるのか、近々、自治体活性化研究会でまとめた本もでるようです。当日、どんな話が飛び出すのか楽しみです。

(文責 室地隆彦)

現代都市政策研究会2019年4月例会感想


4月例会「春の小網代の森を歩く」に参加して

A.     K.



僕の仕事のひとつに、中学・高校受験の国語の指導があり、教えている生徒の模試や入試の説明文で良く出るテーマのひとつに「里山」がある。「里山」をテーマとした説明文の多くは、かつては薪を入手したり、炭を焼くために人々は日常的に山に入り、山の手入れをしていた。しかし、その後生活は変わり、薪や炭が必要ではなくなり人々は山を放置した結果、山は荒れ果ててしまった。このように里山の自然は人々が山を手入れしていて初めて成り立っていたものであり、今日人々が自然との共生を考えるのならば、里山の復活は重要であると同時に難しい問題でもある、といったものである。

今回案内をしていただいた「小網代野外調整活動会議」のスタッフの佐藤さんは、繰り返し「人の手を入れなければこのような自然を保つことができない」と言われていた。確かに途中の「えのきテラス」にあった、この地域が買い取られた当時の写真は、一面大人の背よりもはるかに高い笹に埋め尽くされていた。そのような地を「開発」することで初めて現在のような多様性のある自然になっているという。しかしその「開発」は、新しく植物を植えるというものではなく、笹を刈ったり、川の支流を作って水を廻したり、川に小さな堰を作り、周辺の土地を湿らせるという植物生育のための基礎的な条件を整えるものであった。

もちろん笹の拡大も自然の営みであり、そこに人間の手を加えるのは、問題があるのではないか、という意見があるかもしれない。確かに自然を絶対視する場合、こういった議論も成り立つと思う。しかし人間が存在する限り、自然に対して何らかの影響を与えてしまうものであると考えたならば、私たちは自然とのよりよい「共生」を目指していくしかないのではないだろうか。そして今日型の「共生」のあり方として「小網代の森」への人びとの関わり方があるのではないだろうか、そんなことを考えさせられた今回の企画だった。多分緑地の保全についての関心がある人以外は、僕が現在住んでいる名古屋で「小網代の森」について知っている人はあまりいないと思う。三浦半島の三崎というとどうしても「まぐろ」のイメージが先立つが、「森」もあることを少しでも伝えていきたいと思う。



最後になりましたが、久しぶりの例会の参加でしたが、みなさんとお会いできて良かったです。まだ企画者の山田さんとは多分20年ぶり位に再会できて良かったです。(なお原稿が遅くなりすみませんでした。)

現代都市政策研究会2019年4月例会感想


4月例会「春の小網代の森を歩く」に参加して

A.     K.



僕の仕事のひとつに、中学・高校受験の国語の指導があり、教えている生徒の模試や入試の説明文で良く出るテーマのひとつに「里山」がある。「里山」をテーマとした説明文の多くは、かつては薪を入手したり、炭を焼くために人々は日常的に山に入り、山の手入れをしていた。しかし、その後生活は変わり、薪や炭が必要ではなくなり人々は山を放置した結果、山は荒れ果ててしまった。このように里山の自然は人々が山を手入れしていて初めて成り立っていたものであり、今日人々が自然との共生を考えるのならば、里山の復活は重要であると同時に難しい問題でもある、といったものである。

今回案内をしていただいた「小網代野外調整活動会議」のスタッフの佐藤さんは、繰り返し「人の手を入れなければこのような自然を保つことができない」と言われていた。確かに途中の「えのきテラス」にあった、この地域が買い取られた当時の写真は、一面大人の背よりもはるかに高い笹に埋め尽くされていた。そのような地を「開発」することで初めて現在のような多様性のある自然になっているという。しかしその「開発」は、新しく植物を植えるというものではなく、笹を刈ったり、川の支流を作って水を廻したり、川に小さな堰を作り、周辺の土地を湿らせるという植物生育のための基礎的な条件を整えるものであった。

もちろん笹の拡大も自然の営みであり、そこに人間の手を加えるのは、問題があるのではないか、という意見があるかもしれない。確かに自然を絶対視する場合、こういった議論も成り立つと思う。しかし人間が存在する限り、自然に対して何らかの影響を与えてしまうものであると考えたならば、私たちは自然とのよりよい「共生」を目指していくしかないのではないだろうか。そして今日型の「共生」のあり方として「小網代の森」への人びとの関わり方があるのではないだろうか、そんなことを考えさせられた今回の企画だった。多分緑地の保全についての関心がある人以外は、僕が現在住んでいる名古屋で「小網代の森」について知っている人はあまりいないと思う。三浦半島の三崎というとどうしても「まぐろ」のイメージが先立つが、「森」もあることを少しでも伝えていきたいと思う。



最後になりましたが、久しぶりの例会の参加でしたが、みなさんとお会いできて良かったです。まだ企画者の山田さんとは多分20年ぶり位に再会できて良かったです。(なお原稿が遅くなりすみませんでした。)

現代都市政策研究会2019年4月例会案内


現代都市政策研究会2019年4月例会

春の「小網代(こあじろ)の森」を歩く



4月の定例会は、神奈川県三浦市にある「小網代の森」を歩き、自然保護の在り方や生物多様性について学びます。小網代の森は、三浦市の相模湾に面した約70ヘクタールの緑地です。ここは、森の中央を流れる川の源流から河口部、干潟、海までが遮られることなくつながっており、このような場所は関東地方では唯一であるといわれています。このように貴重な森にも、かつてはレジャー施設の開発計画がありました。現在は行政、NPO、企業などの協力により保全が図られています。

そこで今回は、森の自然再生活動を行っているNPO法人 小網代野外活動調整会議のスタッフの佐藤京子さんにガイドをお願いして、小網代の森が保全された歴史や自然再生の活動などをお聞きしながら散策します。春の新緑が芽吹く季節です。さわやかな陽光と森と海に触れてフレッシュしましょう。

(ご注意)登山道のような場所はありません。しかし、散策路の一部は面が露出して滑りやすいところもあります。帽子、歩きやすい靴、飲み物・雨具持参でお願いします。

参加希望者は、4月25日(木)までに山田宛メールをお願いします。荒天時の中止の判断は、当日7時の天気予報により決定しますので、山田から参加者にご連絡します。

(文責・企画  神奈川県 自然環境保全課 山田修) 

1 日時 4月28日(日)午後2時 集合

2 集合場所 京浜急行 三崎口駅 改札のセブンイレブンの周辺。

3 行程 

三崎口駅2時~京急バス~引橋バス停下車~小網代の森内をガイドツアー~宮の前峠で解散(4時頃を予定)

現代都市政策研究会2019年4月例会案内


現代都市政策研究会2019年4月例会

春の「小網代(こあじろ)の森」を歩く



4月の定例会は、神奈川県三浦市にある「小網代の森」を歩き、自然保護の在り方や生物多様性について学びます。小網代の森は、三浦市の相模湾に面した約70ヘクタールの緑地です。ここは、森の中央を流れる川の源流から河口部、干潟、海までが遮られることなくつながっており、このような場所は関東地方では唯一であるといわれています。このように貴重な森にも、かつてはレジャー施設の開発計画がありました。現在は行政、NPO、企業などの協力により保全が図られています。

そこで今回は、森の自然再生活動を行っているNPO法人 小網代野外活動調整会議のスタッフの佐藤京子さんにガイドをお願いして、小網代の森が保全された歴史や自然再生の活動などをお聞きしながら散策します。春の新緑が芽吹く季節です。さわやかな陽光と森と海に触れてフレッシュしましょう。

(ご注意)登山道のような場所はありません。しかし、散策路の一部は面が露出して滑りやすいところもあります。帽子、歩きやすい靴、飲み物・雨具持参でお願いします。

参加希望者は、4月25日(木)までに山田宛メールをお願いします。荒天時の中止の判断は、当日7時の天気予報により決定しますので、山田から参加者にご連絡します。

(文責・企画  神奈川県 自然環境保全課 山田修) 

1 日時 4月28日(日)午後2時 集合

2 集合場所 京浜急行 三崎口駅 改札のセブンイレブンの周辺。

3 行程 

三崎口駅2時~京急バス~引橋バス停下車~小網代の森内をガイドツアー~宮の前峠で解散(4時頃を予定)

現代都市政策研究会2019年2月例会感想




川崎街歩きに参加して 

O.      Y.



東海道53次のうち、江戸を出て最初の宿場が川崎でした。江戸から近いのですが、宿泊客によって多く東海道53次のうち、江戸を出て最初の宿場が川崎の旅籠が賑わっていたということです。この施設は東海道だけではなく川崎の近世の歴史が丸ごとわかる資料館であって、見ごたえがありました。館内ガイドさんの微に入り細に入りのうんちくが楽しかったです。

多摩川の六郷の渡船に思いをはせた後は、駅西口の再開発の建物群です。開発の手法や経緯は室地さんから既にご案内をいただきましたので、以降は、私の感想などを中心にクラシック音楽の演奏で有名なミューザの建物とJR線に挟まれた一角では、今まさに地盤工事の真っ最中。ホテルやオフィスビルができるとのこと。この場所の工事が終わると、大きく変貌を遂げた川崎駅前の再開発は一段落であるとのこと。そしてJRをくぐり、東口の日進町へ。ここにあった簡易宿泊所で数年前に起きた火災では多くの死者が出たことをご記憶の方も多いと思います。日進町には今なおいくつかの簡易宿泊所がありました。もちある宿泊所からは、ツッカケの履物で玄関から出てくる男性がいたり、また別の建物の2階からは洗濯物が干されているあたり、宿泊の場というより生活の場であるということが見て取れます。もちろん、立地しているのは当たり前なのですが、自分の目で初めて見たということです。ここの一画ににあって異彩を放つ外観の「日進月歩」は、こうした簡易宿泊所を活用、再生したリノベーション事業により生まれ変わった宿泊所です。1階の談話室は有料で貸し出しも行っており、地域の子育て世代が会合に使っていて、にぎやかな笑い声に包まれることも多いそうです。しゃれたイラストが壁面を飾っていたり、なによりも清潔に保たれている室内は、女性の一人客にも好まれているということで、これには少しばかり驚きでした。私のイメージでは、中高年の男性専用の場所と思っていたので。川崎の古いものが新しい魅力を伴ってよみがえり、今まで来なかった人がやってきたということです。川崎の新旧をご案内いただいた市役所の藤原さん、そして今回の素晴らしい企画を立ててくださった岡田さん、大変ありがとうございました。








現代都市政策研究会2019年2月例会感想




川崎街歩きに参加して 

O.      Y.



東海道53次のうち、江戸を出て最初の宿場が川崎でした。江戸から近いのですが、宿泊客によって多く東海道53次のうち、江戸を出て最初の宿場が川崎の旅籠が賑わっていたということです。この施設は東海道だけではなく川崎の近世の歴史が丸ごとわかる資料館であって、見ごたえがありました。館内ガイドさんの微に入り細に入りのうんちくが楽しかったです。

多摩川の六郷の渡船に思いをはせた後は、駅西口の再開発の建物群です。開発の手法や経緯は室地さんから既にご案内をいただきましたので、以降は、私の感想などを中心にクラシック音楽の演奏で有名なミューザの建物とJR線に挟まれた一角では、今まさに地盤工事の真っ最中。ホテルやオフィスビルができるとのこと。この場所の工事が終わると、大きく変貌を遂げた川崎駅前の再開発は一段落であるとのこと。そしてJRをくぐり、東口の日進町へ。ここにあった簡易宿泊所で数年前に起きた火災では多くの死者が出たことをご記憶の方も多いと思います。日進町には今なおいくつかの簡易宿泊所がありました。もちある宿泊所からは、ツッカケの履物で玄関から出てくる男性がいたり、また別の建物の2階からは洗濯物が干されているあたり、宿泊の場というより生活の場であるということが見て取れます。もちろん、立地しているのは当たり前なのですが、自分の目で初めて見たということです。ここの一画ににあって異彩を放つ外観の「日進月歩」は、こうした簡易宿泊所を活用、再生したリノベーション事業により生まれ変わった宿泊所です。1階の談話室は有料で貸し出しも行っており、地域の子育て世代が会合に使っていて、にぎやかな笑い声に包まれることも多いそうです。しゃれたイラストが壁面を飾っていたり、なによりも清潔に保たれている室内は、女性の一人客にも好まれているということで、これには少しばかり驚きでした。私のイメージでは、中高年の男性専用の場所と思っていたので。川崎の古いものが新しい魅力を伴ってよみがえり、今まで来なかった人がやってきたということです。川崎の新旧をご案内いただいた市役所の藤原さん、そして今回の素晴らしい企画を立ててくださった岡田さん、大変ありがとうございました。