2017年7月22日土曜日

現代都市政策研究会2017年7月例会案内


現代都市政策研究会2017年7月例会

テーマ「エコミュージアムの現状~フランス・ベルギーを視察して~」

講師 矢野勝己会員(社会福祉法人授恵会 業務執行理事、三鷹市障がい者自立センターゆー・あい 施設長)

私は、教育委員会で文化財保護行政に9年間また財団における芸術・文化事業の中で4年間、計13年間何らかの形で文化財に係る仕事をしてきました。その中において、フランスで1960年代後半に誕生したエコミュージアムの概念に共感し、三鷹市の基本計画に位置付けるように提案し、市としても推進を図ってきているところです。

 一昨年の8月下旬に日本エコミュージアム研究会の海外視察に同行し、フランスとベルギーのエコミュージアムを視察してきました。あのテロの直前になります。研究会では、10数年ぶりの海外視察とのことでした。同行の方は、ほとんど大学の教員でした。今回の視察先に以前視察された方は3名いましたが、いずれも17年前であり、変遷を辿ることも目的のひとつでした。

 その結果、必ずしも順調に発展しているのではなく、新たな困難に直面していることが判明しました。市民の参画は日本の方がむしろ進んでいることも分かりました。

 また、ミュージアムとしての質の高さや理念の具現化には学ぶことが多かったのも事実です。 日本ではあまり知られていない発祥の地でのエコミュージアムの現状を、スライドなどを交えてお伝えいたします。(文責 矢野勝己)

 1.日時 2017年(平成29年)7月30日(日)午後2時~午後4時30分

2.場所 三鷹駅前コミュニティーセンター4階会議室()

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